この映画を自主上映しようと思った経過

本映画を知ったきっかけ

 「武田鉄の三枚おろし」の中で、斉藤道雄著「治りませんように」が紹介されていました。その中で、べてるの家の向谷地さんと映画「降りていく生き方」についてふれられていました。これを聞いて、非常に関心を持ち調べたところ、映画「降りてゆく生き方」に関わるホームページやYouTubeでの紹介やインタビュ―動画に出会いました。

本映画を地元石狩市で上映したいと思った理由

 映画「降りてゆく生き方」を知って早速ホームページを閲覧しました。上映2周年の対談で、浦河べてるの家の向谷地さん、自然酒蔵元「寺田本家」の23代目当主寺田啓佐さんのお話し、そして、武田鉄矢さんがそのお2人について「彼ら排除をしない。共生していく。・・・・・・そういう論者なんですよ。排除の理論を絶対使わないと決心するとものの見方が一変する」とのコメントがあり共感しました。

 これまで私たちP&Aいしかりは、地域の中に知的障がいや自閉症などをはじめとした障がい児・者への良き理解者・サポーターを広げ、セーフティネットづくりを目的として活動をしてきました。

 いま、障がいがある無しに関わらず、共生のまちづくり、地域づくりを進めていく中で、是非とも「降りていく生き方」の上映会やってみたいと思いました。そして、今回この映画上映について、P&Aいしかり世話人会に提案し話し合いました。この映画ができるまでなどを紹介した動画を見ながら、是非上映しようということになりました。

 この石狩の地で多くの皆さんの協力により自主上映をしていきたいと願っています。この映画「降りてゆく生き方」上映と浦河べてるの家/北海道医療大学向谷地氏の講演を通し、世代や地域や立場を超えて福祉、教育、農業、環境、共生、地域づくりを見つめ直し、共に考えていきたいと思います。